
10) 転職に成功するには?
結婚による転居で今まで勤めていた病院から遠くなり通えなくなり転職した元同僚は、自宅近くの病院を派遣業者から紹介してもらいました。望んでいたのとは違う外来のみの勤務で、給与は下がってしまったけれど、仕事と家庭は両立できるという職場です。何を最優先にするかによって、この転職は成功とも失敗ともとれます。すべてを満たすところが出るまで粘っていたら、いつまでも就職できないかもしれません。落とし所を決める、その判断が転職の秘訣です。
さらに最近は、求人広告を直接出している病院も増えています。派遣業者にかからなくても、病院へ直接問い合わせをするという手段もあるわけです。もちろん、人に任せたほうがうまく行くタイプとそうでないタイプがありますので、どちらのほうがいいかは自分自身で考える必要があります。
給与アップやスキルアップを狙う転職を希望する場合は、希望に沿う勤務先がちょっと遠いかもしれません。夜勤が多いかもしれないし、3交代制しか知らない身では2交代制できついかもしれません。あるいは、スキルアップを狙ったら給与は下がってしまった転職もあります。まさに、あちらを立てればこちらが立たずですよね。
私は育児で5年も医療の現場からは離れていたので、やはり同じような看護師の体験談は励みになります。あたかも合格体験記のようです。とりわけ、派遣業者に登録しておけば自宅の近くの病院に空きが出たタイミングをつかめます。落ち着いたとはいえ、まだ子育て中なので就職活動が負担にならないようにしなければなりません。その意味でも登録しようと思います。
看護師は今どこも足りていません。ですから、極端なところでは未経験からのチャレンジでも受け入れてくれる病院もあります。たとえば、手術室やICU勤務などもチャンスはあるわけです。そんな場合は、一から謙虚に教育を受けて行こうとする姿勢が求められます。30歳を過ぎてからそれはきついかもしれません。しかし、これが一番重要なのです。
私の場合は、手術室やICUの案件に応募するのでもない限りは、こうした一からのスタートと言うわけではありません。3年の病棟勤務経験を支えに、少し気楽に構えた方がスムーズにいくかもしれません。ともかく、家から近いという勤務地を最優先しないといけません。そして、だからこそ病棟の種類や夜勤、給料などの条件は二の次になってくるのです。
著者紹介
三川恵子
医療資格を持つライター。
得意分野は、医療をはじめとして、
美容、建築、不動産系インテリア、美容、食文化、服飾、旅行、留学、ブライダル、メンタルヘルス、自然科学、漢方、健康食品、美容整形、心理、精神世界、宗教、歴史など多岐にわたる。




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